妊婦さんの呼吸
妊娠中に気をつけたいことに関して助産師さんより貴重なお話を聞く機会があったのでご紹介します。
ちょっと長くなりますが、妊婦さんに限らず女性にとって知っておいて損はない情報なので少しおつきあいくださいね
妊婦さんの姿勢とお腹の張りの関係性について
妊婦さんのお腹は丸く、柔らかく、鳩尾からすぐふくらみのある形が理想的です。つまりは子宮が潰れない状態であることなんです
子宮が下がった潰れた状態だと、お腹ぎ下がったような出方になるんだとか。(妊娠中の方は鏡の前で横から見てどのあたりから膨らみ始めてるかチェック)
確かに張り気味の時ってきゅっと子宮の形がでて左右アンバランス、お腹がきれいな丸みではないような。あとお腹の色も白っぽく血流が悪い感じです
原因として考えられるのが姿勢の悪さ。
背骨がまるまり、呼吸が浅く、お腹周辺の内臓が潰れてしまう状態は想像がつきますよね。。子宮ももれなく潰れた状態に
一つの原因は浅い呼吸になり、横隔膜の動きが弱く肋骨の動きが悪くなるそう
「肋骨」
これが子宮が大きくなるにつれ、ある程度動き開いていく必要があるんですね
開いてこないタイプは当然そこに子宮が入るスペースが生まれないんです
だから子宮は潰されてお腹は下がったふくらみを作ります
肋骨の動きを生むためには、横隔膜の収縮をうながす深呼吸がいいと。
そうです「呼吸」が大事なんですね!
やっぱり呼吸、、、です
大切ですね。
呼吸は妊婦さんに限らずヨガのクラスでは必ずプラーナーヤーマを行います
身体への気づきには欠かせず、ご自身のアーサナにも関わっていきます。
つまりは私たちの今日までの身体の使い方が呼吸にも現れていきます
-b.k.s Iyengar先生 Light on yogaより
妊娠期間中、ずっとプラーナーヤーマを生きを止めないで(クンバかなしで)行えば、その規則的な深い呼吸が分娩を大いに助けるだろう。
まずは、腹式呼吸、胸式呼吸を丁寧に行ってみてくださいね
*深い呼吸のやり方*
マットの上、もしくは椅子に仙骨を立て坐骨を感じて座る
手をお腹に当て、息を吸いながらお腹を膨らませましょう。
十分に吸い込んだら、今度はお腹をへこませるようにして吐き出していきます。
これを数セット。
呼吸は、1分間に4呼吸程度のゆったりとしたペースを目指します。
時間が取れない日は、夜寝る前に自分の呼吸を感じるだけでもいいです
1日の中で自分の呼吸に向き合う時間をとってみてください
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